一昔前までは書籍化するためには各出版社が行っている賞レースに参加するか、実際に出版社に持ち込むのが主流になっていました。
今はインターネットで気軽に自分の小説を記載して、読者の反応が良ければWeb運営者を通して出版社から書籍化の打診が来るようになりました。実際に私のTwitterのフォロアーさんでも打診が来て実際に書籍化した人もいます。
一口にWeb小説の投稿サイトと言っても何処に投稿すればいいか分からないと悩んでいる方も多いのでは無いでしょうか?
ここでは実際に私が投稿している投稿サイト3社の特徴を記載します。
小説家になろう
小説掲載数98万作品かつユーザー数234万人
日本でNo1のキングオブ小説サイトで誰でもいいので沢山の人に読んでもらいたいと思っているならおすすめのサイトです。
メリット
- ユーザー数が多いので読んでくれる人が圧倒的に多い
- スナック感覚で読む読者が多いので多少小説の型にハマっていなくても読んでもらえる
- 書籍化作家を多数排出してきたサイト
デメリット
- 投稿数が多いので自作が埋もれてしまうことが多い
- 日間総合ランキングに入れないと書籍化への道はほぼない
- 書籍化の打診が来ないと1円にもならない
おすすめの人
何でも良いのでできるだけ多くの人に読んでもらいた人
カクヨム
大手出版社KADOKAWAが運営しているサイト
メリット
- 執筆の機能が豊富で書きやすい
- リワード(現金化)が発生する 1リワード=1円
500リワード⇒Amazonギフト券
3000リワード⇒現金での支払
- 運営元が大手出版社のKADOKAWAなので直接打診が来ることもある
- 投稿者同士で応援したりフォローできる
デメリット
- 500リワード貯まらないと現金化出来ない
- 読者が同じ小説家を目指している方が多いので小説の基本をしっかり抑えないと読んでくれない
- 投稿者同士のつながりが面倒
おすすめの人
- 小説家を目指す人達と交流がしたいと思う人
- リワードで稼ぎたい人
アルファポリス
小説だけでなく漫画も投稿できるサイト
他のサイトのリンクだけでも掲載出来ます。
メリット
- 投稿インセンティブ(現金化)が1ポイントからでも現金化できる
- Webコンテンツ24hポイントが1500ポイント以上で出版申請ができて書籍化の検討を行ってくれる
- 出版経験のある方や、ある分野で著名な方は専用のお問合せフォームがある
デメリット
- 読者数が少ない
- 全体のポイント制なのでどれだけの読者が自分の作品を見に来てくれているのか分からない
おすすめの人
- 少しでも出版化の打診をしてみたい人(連続投稿すれば24hで1500ポイントはいけます)
- 1円でも良いから稼ぎたい人
- 過去に出版されたことがある人
まとめ
各投稿サイトにはそれぞれ特徴があるので迷うかもしれません。
私の個人的な意見としては、最初は小説家になろうに投稿して読者の反応を見るのが良いと思います。なぜなら、せっかく投稿しても誰も見る人が居ないと続かなくなる恐れがあるからです。
Web小説サイトは気軽に読める反面つまらなければすぐにブラウザーバックして離れてしまうので、固定読者を作るのはかなり大変ですが、頑張って続けていきましょう。
ここに記載以外にもWeb投稿サイトはまだまだたくさんあるので調べてみて自分に有ったサイトを見つけ出すのも良いかもしれません。
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